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2007年度車両諸元  S700RF

コンセプト 

私達の考えるモータースポーツの原点とは、『誰よりも速く、コンマ1秒でも速く駆け抜ける』ことです。

私達はそのために「エンジンユニットの高効率化」、「車体の軽量化」、「空力性能の向上」

という3本の柱を立てました。もちろん、ものづくり(車造り)の基本を押さえることも重要です。

また現代、自動車業界はもちろんのことモータースポーツ業界でも大きなキーワードとなっている

のが『安全性』です。単に速さを求めるにしても安全性との両立が不可欠であり、

その両立こそがフォーミュラカーの設計・製作における全てであると考えます。

よって、私達は『速さ』と『安全性』を両立した車両製作をしていきたいとおもいます。

2007kuruma.jpg

 

エンジン

kawasaki ’07 ZX-6R用598cc

出力

73,9ps  4,1kg-m

フレーム

スペースフレーム

全乾燥重量

306kg

全長

2,900mm

 全高

1,060mm

 ホイールベース

1810mm

 トレッド

F/1200mm  R/1200mm

 重量配分

50:50

 ホイールベース/トレッド

 1,508

 Fサスペンション

 kind shock プッシュ式

 Rサスペンション

 kind shock プッシュ式

 ホイール

 RAYS  TE37

 タイヤ

 横浜タイヤ RADIAL スリック A005

 シフト装置

 電磁シフター

長所

サイズが大きく重いため、グリップを得られやすい。運転しやすい。

 短所

旋回半径が大きい。重量が重い。整備性悪い。ステアリングが重い。無駄が多い。

 

 反省点 

まず予定が大幅に遅れたこと。自分達に対する甘さが大きかったです。

コンセプトも全く浸透していなく、設計の段階でかなりの意図の違いが生じ、

方向が定まらずロスが大きく生まれてしまいました。

設計製作では、実際なにをどうしていいのかわからず、時間だけが過ぎていきました。

寸法に関してはモックアップを作ったのにもかかわらず、実際作ってみると

人が乗れないほど狭いドライバー空間になっていました。なので急遽200mmフレームを

伸ばし今の形になったぐらい酷いものでした。加工性も極悪で、部品点数が多く

フレームレイアウト的にもジグが作りにくかったので、ほとんど手ジグで作り上げ、

精度も無く時間もかかっただけでした。 パイプはつくり易いように垂直に立て、

できるだけ部品点数をなるべく少なくするため長いパイプを用いることで、

加工、溶接箇所も減り、結果精度も時間も向上し、加工性の重要性を痛感しました。

今回の経験を活かし、学生フォーミュラで勝つためにはなにが必要かを徹底的に

考え直しみなでコンセプトを浸透させ、方向性を定めていきたいと思ってます。 

性能面では9月にある本大会ではボロボロでしたが、10月末に行われた

岡山国際サーキット走行会ではマシンを少し熟成させることができたので、

いい成果を上げることができ、重い車両でもバランスがよければ良く走れることが確認できました。